昭和４５年１０月、函館で全断連主催による酒害講演会が開催された。　その中に酒を止めきれず苦しんでいる本人とその妻が涙を流し参加していた。　講演会終了後その酒害者が壇上に上がり「函館にも断酒会を作りましょう！」と参加者に呼び掛けた。　初代会長故長谷川哲彦氏である。全国全道に断酒の炎が広がっていた時期でもある。　函館断酒会５０年を迎えた今日、発会当初からの会員である尾形勝男氏（ニ代目会長）も元気に例会通いをしています。会員の生活環境、職業、年齢など様々な中で一般的に休日が集まりやすいのではと例会日を日曜日午後として現在に至っています。地域の医療、行政との関係も発会当初から今日まで互いに連携を取り合いご指導、協力を得て、SBIRTSの普及と促進を図りながら地域に根差した断酒活動をこれからも続けていく所存です。今後ともご指導、ご支援の程よろしくお願いいたします。

函館市総合福祉センター
函館市若松町33番6号　☎0138-22-6262