依存症の専門医から応援メッセージを頂きました。
第３回目は、大阪府にある久米田病院に勤務される高森　宏先生です。
高森先生は虹の会の顧問をされていらっしゃいます。

［応援メッセージ］
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依存症という病気は、こころの病いです。
それ故に分かりにくい事がたくさん出てきます。
そもそも何を基準に依存症というのか。
それにはちゃんとした診断基準があるんですが、どこに相談したらいいのか。

依存症は放置しておけば、どんどん進行します。
気がつけば自分が今までに築き上げてきたものを、
全て失っていたというところまで行ってしまいます。
アルコールも含めた薬物依存症の場合はその薬物の害により、
脳や臓器を傷めて全うに生きる事が困難になります。
また、経過中に自死に至る事も決して希ではないのです。

それほど大変な病気なのですが、
回復への門戸が大きく開かれているとは言い難い状況です。

「ソーバーねっと」という身近な存在を活用すれば、
依存症のことがいろいろと具体的に見えてくるでしょう。
一人でも多くの依存症の方が、「ソーバーねっと」によって回復への道を知り、
その道を歩んで行かれるように願っています。

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